(きた日誌) 『特別な変容と再生の 熊野の道』黄泉がえりの地・熊野へ その1
nichtöne 様の主催で開催された
プラネタリードクターの視座を獲得する
特別な変容と再生の 熊野の道 に参加させていただきました
本来は3日間でしたが 仕事の関係で2日間での参加となりました
Planetary Health Initiative (PHI)でも精力的に活動されている
桐村里紗先生とのご縁もあり お声がけいただきました
環境、自然の大切さは それぞれの立場から 誰もが実感していることと思います
私たち医師は ひとをみるという立場ですが 少し視点をかえて 自然をみて 観察することにも
医療者ならではの視点を持つことができます
今回は そういった視座を獲得する ということが大きなテーマであり
黄泉がえりの地・熊野を その舞台として 学ばせていただきました
【 南方熊楠顕彰館 】
博物・民俗学 さらには植物学 の分野における近代日本の先駆者的存在である南方熊楠
少し詳しい方は「変形菌」「粘菌」の著名な研究者
さらに 「南方マンダラ」 那智の原生林への没入を経たのち、僧侶・土宜法龍に当てた書簡に記されたスケッチのことで 世界を個々の因果同士の相互干渉として捉えた世界の展開図
南方熊楠顕彰館HPより
簡潔なまとめとしては 「世界で起こる出来事は、単独で存在しているのではなく、さまざまな原因や条件が複雑に関係し合って生まれている、という世界観」といわれる
目の前の現象を深く見つめると、その背後に無数の関係が見えてくる
浅い理解かもしれないが 熊楠の世界観は 私たち医療者にも目の前の症状や検査結果を深く見つめることで その方の背景、不調の原因の一端が見えてくる ともいえる

【 闘鶏神社 ~ 熊野本宮大社 ~ 川湯温泉 】
闘鶏神社
平家物語 壇ノ浦合戦の鶏合せの故事に由来するとされる
熊野三山の別宮的存在 熊野信仰の一翼をになう
正式参拝をうけ 私にとっての熊野の幕開け

富田川沿いにある ねむの木食堂さんの昼ご飯も絶品


熊野本宮大社
世界遺産 霊場 熊野本宮大社
こちらでも ご配慮いただき 正式参拝
古道をすすむ ひとときではあるが 自然に埋没し 自然を観じることが
肉体としての自身を 離れる体験となる
そこには ことばとしての解説は必要ない


さらに 川湯温泉へ
大地から湧き出す源泉に 熊野川の水が混ざり 溶ける
唯一無二の 自身が創った温泉
からだの水が 奥深くから湧き出た波動を抱いた水と入れ替わり
からだがいったん溶けて創られる感覚

アーシングというよりも メルティング まさに大地に溶け込む

さらに 夜にはまったく違う表情となる ここが黄泉の国なのか
川を抱き 山に囲まれた宿 汐見屋さん
思いを共有する方たちとすごす時間が フラクタル
いただくジビエもまた 死を垣間見て 生に感謝する瞬間に変わる

今回の旅 企画の 第一日目のテーマ「ほどく」
日常に忙殺され やるべき やらなければならない を優先する日々にあって
ほどく ことこそが ひとも自然も 健康 健幸 の第一歩



