【 神倉神社から 熊野那智大社 】
神倉神社
タカクラジノミコト アマテラスオオミカミが祀られる
神武天皇東征に関する伝承
一歩一歩の感覚を感じながら 五三八の段をあがっていく
今回は 山伏 法螺師である 修験道 宮下覚詮さんに先達をいただくという
素晴らしい環境

 

たどり着く先には 神倉神社 聖地 ゴトビキ岩
熊野の神々は まずこの神倉山 ゴトビキ岩に降臨された

 
『日本書紀』神武天皇紀に「熊野神邑ニ至リ 且 天ノ磐盾ニ登ル」と記されている
「熊野神邑(くまのかむのむら)」は新宮という地名の古称
「天ノ磐盾」は 神倉山の御神体ゴトビキ岩をいただく峻崖で
現在 神倉神社として祀られている(熊野速玉大社HPより)

覚詮さんの法螺の音とともに 響く祈りの聲
これもまた 自然が発する聲

垣間見える陽からは 今年訪れた 斎場御嶽 三庫理が うかんだ
琉球の創世神アマミキヨの聖地

 

熊野那智大社
大門坂 楠大樹に圧倒されながら
 

那智の滝 で知られる熊野那智大社 飛瀧神社へ

 

かねてから ご縁をいただいている 笛奏者 雲龍さんの 息吹之笛も
今回の旅に同行してもらった この笛も自然のひとつとして 生きている存在

カムヤマトイワレヒコノミコトの御東征を起源とし
御一行が 那智御瀧を探りあてられ その御瀧を大己貴神(おおなむちのかみ)現れたる御神体として
お祀りされた

カムヤマトイワレヒコノミコトの御一行は
天照大神より遣わされた八咫烏の先導により 無事大和の橿原の地へ
お入りになられ
初代天皇、神武天皇として即位

熊野の神々が光ヶ峯に降臨され 御瀧本にお祀りしていたが
その後 山の中腹へ改めて社殿を設け 熊野の神々・御瀧の神様をお遷し申し上げた

これが熊野那智大社の始まりである(熊野那智大社HPより)

わたしたちは 自然を崇め 自然を拝み 自然に神を見いだしてきた
ひとと自然はいったいであり
ひとの健康は まさに自然・地球の健康は 不可分の関係
からだに宿る小宇宙は それを反映している

直接 法螺の音を聴く機会は 今回がはじめて
法螺貝の形状のみならず
宮下覚詮さんが奏でる音 音の波 波動 すべてが美しいらせんを描いている
これは楽器からなる音 ではない 自然の声 そのもの ガイアシンフォニー


二日目の夜は 海の塩をいただき
今回 たいへんお世話になった田辺市 真砂充敏市長 自ら
穫り 調理してくださった 鮎や鰻をいただいた

いっさいの雑味 臭み を感じない 自然そのものの感覚

  

今回の旅 企画の 第二日目のテーマ「成る」
黄泉がえり 熊野
ほどけ 溶けた生が 黄泉から環り 蘇る
あらためて 自身に戻り 成る

医師が診るのは ひと という 狭い領域が主な対象であった時代は
もはや 終わりを告げている

医師 だけでなく
皆が すでに プラネタリードクター である

自然を感じ 自然を愛し 自然と一体となる
それは 遠くにでかけて 山に行き 河を見ることではない
自身を 自然を 環境を ていねいに観じること それに尽きる

 

 

 

きたにし耳鼻咽喉科