耳鳴り
まわりでは何も音が鳴っていないのに、耳の中で雑音が聞こえることを耳鳴りと言います。耳鳴りは難聴にともなって起こるものが多く、中耳の障害による「伝音性難聴」、内耳から脳までのいずれかの障害による「感音難聴」が原因として挙げられます。耳鳴りのうち、特に注意が必要なのが脳腫瘍の1つである「聴神経腫瘍」による耳鳴りです。発見が遅れると命にかかわる危険性もあります。内耳以外にも、高血圧や糖尿病などの全身疾患により、耳鳴りが起こる場合もあります。
治療方法
TRT(耳鳴り再訓練療法)
TRT(耳鳴り再訓練療法)とは、「耳鳴りを意識しない」「耳鳴りに慣れる」といったことを目的に訓練を行う治療方法です。まず診察や聴力検査などを行い、聞こえや耳鳴りについてカウンセリングします。カウンセリング後、補聴器のような機器を装着し、心地良いノイズを流し、すべての感覚を耳鳴りに独占されないようにします。耳鳴りから意識をそらし、「自然なもの」として感覚的に慣れさせていきます。
TRTの効果は個人差が大きく、また、耳鳴りへの「慣れ」を前提とした治療ですので、効果がある方でも通常6ヶ月から1~2年継続していただく場合があります。ご希望の方はお気軽に当院までご相談ください。
補聴器による耳鳴治療

- 耳鳴に対して、補聴器による治療にも対応しております。
- 基本的には、「聞こえにくくて困る」といった方が対象になります。
- 難聴により音が聞こえず、その分、脳がはたらきすぎて、疲れ切っているために、耳鳴りが起こると考えられています。補聴器により、音を入れてあげることで、脳の疲れをとり、耳鳴りを軽減させることができます。
- 難聴のない方が、補聴器をつけることによって、耳鳴りを治す治療ではありません。この点をご理解ください。
また、TRTともまったく異なる考え方の治療法です。
難聴・突発性難聴
- 耳が遠くなった
- 音が聞こえなくなった、片耳しか音が聞こえない
- 音が詰まった感じがする
など、「聞こえ」に何らかの異常を感じたら、すぐにご来院ください。
突発性難聴とは、その名のとおり、ある日突然発症する疾患です。症状としては、多くの場合で片方の耳、まれに両耳が突然、聞こえなくなります。
また「耳鳴りが続く」「激しいめまい」「耳が詰まったような感覚」「高い音が二重に聞こえる」などがあります。
テレビや、電話の音が急に聞こえなくなることで、気付く人が多いようです。
早期治療が大切ですので、気づいたときにできるだけ早めにご来院いただければと思います。
また耳垢がつまっている、加齢にともなう難聴、騒音にともなう難聴、聴神経の腫瘍など、いろいろなケースがありますので、適切な検査、診断を行います。
治療方法
薬物療法
手術
詳しくはお問い合わせください。
補聴器外来
補聴器相談
補聴器のご相談が多いため、当院では、
第1・第3 金曜日
第2・第4 水曜日
の月4回 補聴器外来を行っております。
事前にご予約が必要ですので、お電話にてお問い合わせください。
初めて補聴器を使用される方、現在お使いの補聴器についての相談がございましたら、お気軽にご相談ください。
身体障がい者手帳の交付書類作成も行っておりますので、お問い合わせください。
- 補聴器は、フィッティング、使い方、トレーニングより、聞こえ方がまったくかわってきます。
- 雑音が多いということから、聞こえにくいままの補聴器をつけて、結局使わなくなる、役に立たない、というケースを多くみかけます。
- 音の入れ方、使い方の指導により、普段の生活に役に立つ補聴器として、使っていただける手助けをいたします。
補聴器による耳鳴治療
- 耳鳴に対して、補聴器による治療にも対応しております。
- 基本的には、「聞こえにくくて困る」といった方が対象になります。
- 難聴により音が聞こえず、その分、脳がはたらきすぎて、疲れ切っているために、耳鳴りが起こると考えられています。補聴器により、音を入れてあげることで、脳の疲れをとり、耳鳴りを軽減させることができます。
- 難聴のない方が、補聴器をつけることによって、耳鳴りを治す治療ではありません。この点をご理解ください。
また、TRTともまったく異なる考え方の治療法です。
難聴の原因および注意点
突発性難聴の原因は、ウイルス感染、血液の循環障害等の説があるものの、いまだ不明とされています。発症前に、仕事や家事、育児などによる過労や寝不足、周囲とのトラブル、ストレスを抱えていたケースが多く見られます。
耳に何らかの負担をかけているときに加えて、ストレスや不規則な生活によって血液循環や免疫力が低下することが、難聴の引き金となるのではないかともいわれています。
そのため難聴にお悩みの方は、以下のようなことにも気をつけるようにしてください。
- 大音量で音楽を長時間聴かないようにする。 飛行機に乗る、高地にドライブにいく、列車でトンネルを通るなど、急激な気圧変化にさらされる状況に注意する。
- 身体を冷やす食習慣、生活習慣に気をつける。
- 睡眠時間、睡眠のリズム(早寝早起き)を大切にする。
よくある質問
- Q 急に聞こえが悪くなり、近くの耳鼻科で突発性難聴といわれました。このまま治療を受けていてもいいでしょうか?
- A一般的な突発性難聴の受診、診断、治療の経過をお話します。通常、急に片側の耳が聞こえにくい、といった症状が出て、耳鼻科に診察に来られる方がほとんどです。その際、耳の中をみて、耳垢がつまっていないか、滲出性中耳炎などがないかをまず確認します。そういった病気がない場合、引き続き聴力検査を行います。
聴力検査で難聴、特に感音難聴といって、聴くための神経が悪くなっている難聴を認めた場合に、突発性難聴の可能性があります。ただし、以前から聞こえが悪かったのか、急に悪くなったのか、経過が大切です。
治療は、まずステロイド剤、循環改善剤の点滴や内服薬を使うことが多いです。
合併症をお持ちの方もあり、患者様ともご相談の上、当院で治療する場合や、病院を紹介して治療していただく場合があります。



