アレルギー性鼻炎・花粉症でお困りで、当院を受診される患者様の数は大変多く、その原因として戦後のスギの植林や山林管理環境の悪さに加え、過度に清潔な生活習慣の定着、住まいの気密性向上、埃やダニなどのアレルゲンの増加などが挙げられます。 最近では、腸内環境とアレルギー疾患には関連性があると考えられていることから、食生活など栄養学的な観点からの指導も行っております。
★アレルギー性鼻炎・花粉症の治療においては、患者様ご自身のアレルギーの種類を知ることが非常に重要となります。それは、症状の予防、治療時期の決定などに役立てることができます。 ★アレルギーの種類を検査する方法としては血液検査が一般的です。採血検査は、受診当日でも可能です。 ★採血が難しいお子様、諸事情により採血ができない方、何度も診察に来られないので、検査当日に結果を知りたい方などのために、指先から少量の血液を採取するだけで検査が行えるアレルギー検査「イムノキャップラピッド」を導入しております。
当院では、3つの「内環境」を改善することをご提案しています。症状を抑えるだけの“対症療法”が必要な場合もありますが、できる限り根本的な対策を、患者様とともに考え、実践していただきたいと思っています。
(平成28年2月関西テレビにて取り上げられました)