「色々な検査を受けたが、症状の原因がわからない」「たくさん薬を飲んでいるのに、症状がいっこうに改善されない」という方を診察する機会が増えています。
こうした方が訴える症状には、「何となく体がだるい」「体調が優れない」「疲れがとれない」「気分が落ち込む」などに加え、耳鳴り、めまい、のどの不調などがあります。症状の原因として、「食事・栄養の問題」が該当するケースがあることがわかってきました(もちろん、食事・栄養がすべて原因ということではありません)。
食事・栄養面から体調や疾患の原因を診断するために、必要に応じて血液検査を行います。その検査結果をもとに、タンパク質などの栄養、ビタミンやミネラル、微量金属などの過不足をみつけて、治療につなげてまいります。場合によっては、サプリメントを処方する場合もあります。
腸内環境の悪化は、便秘や下痢といった、おなかの症状だけでなく、あらゆる疾患や症状の原因となります。食事指導や腸内環境改善サプリメントなどを用いて、腸内環境を改善していきましょう。
当院の院長も、この検査・治療により体調が改善し、その効果を実感しています。