ブログなどでもお伝えしているように、引き続いて いわゆるコロナ後遺症の方の受診、診察が途切れることはありません。コロナ関連での受診者数も300名を超えています。オンライン診療もメリットはありますが、いくらオンライン診察で多くの方を診察しても、ご本人自身の訴え、表情、顔色、声、上咽頭所見などがないと、得られる情報が限られているなあ、と感じています。

『学校に行きます』

先日も このことばを聞くことができました。力強く言ってくれると、こちらもとてもうれしくなります。
中学生、高校生の方も、たくさん 経過を見せてもらっています。もちろん、全員とはいえませんが、久しぶりに登校できるようになって、こういってくれた時の 表情、声、話してくれる内容 は、しんどくて初めて診察に来てくれた時とは、別人になっています。

受診当初。もちろん、倦怠感、ブレインフォグなどを抱えているので、自分でも症状の詳細を伝えることすら難しい。中には、ほとんど家族に抱えられるように、診察室に入ってこられる場合もある。親御さんから、これまでの経緯をお聞きして、現在の状況を把握する。

それが、調子が戻ってくると、こんなに元気だったのか、とこちらが驚くほどになります。繰り返しになりますが、詳細がまだまだわからないことだらけ。ここまでコロナ後遺症でわかってきた研究から学び、色々な領域の方々の対処法を情報共有し、当院で積み上げてきた幅広い治療対処法を取り入れて、一人ずつ、丁寧に診察していくことで、small stepを上がりながら、「学校に行きます」「職場に戻ります」と言ってもらえることが、私たちの励みになります。

私はいつも、治ること、回復することは 決して元に戻すこと、戻ることではありません、と説明しています。私たちのからだは、日々作りかわっていて、一瞬たりとも 今の状態が続くことはありません。福岡伸一先生の動的平衡でご存知の方も多いと思いますが、数か月もすると、見た目には変化がないように見えても、私たちはもう違う自分になっています。元に戻しましょう、ではなく、新しい自分を創りましょう、以前よりも さらにいい自分に変わっていきましょうという考えが大切ですね。

繰り返しになりますが、受診された時の
・EAT(上咽頭擦過療法) をはじめ
・水素吸入や還元電子治療などの抗酸化対策
・交流磁気治療による各臓器の血流改善
・バイオレゾナンスを用いた周波数調整
・食養生や栄養素(BCA、抗酸化サプリ、SPM (抗炎症性脂質メディエーター:炎症をしっかりと収束させるはたらきがわかってきました) サプリ、ラクトフェリン、LPS (リポポリサッカライド)、イチョウ葉エキス配合プラズマローゲン などが効果的なケースが多いようです)
・概日リズムを崩さない生活
などなど、こうしたことの積み重ねが大切だと思っています。

 

 

きたにし耳鼻咽喉科