(きた日誌) 第29回 日本統合医療学会@岡山 PD&WS開催 神に呼ばれる場所へ
毎年12月に開催される 日本統合医療学会
今年は岡山で行われ 盛会のうちに終えることができました

今回も お声がけいただいて パネルディスカッション & ワークショップを開催しました
ようやくこれで 今年の学会発表・参加は 一区切りになりました
参加させていただきたいプログラムが多いのですが
自身の発表などとも重なり 限られた講演参加になるのは 少し残念です
個人としては 初日は パネルディスカッション『医師・歯科医師・認定施設が行っている統合医療』
として ”耳鼻科開業医が統合医療施設になると何が起きるのか?”と題して
きたにし耳鼻咽喉科での取り組みを お話しさせていただきました
ともすれば なんでも薬が処方され 「治りません」「歳のせいです」「検査では異常はありません」といった対応が多い耳鼻科にあって
見方を変えれば 生活を変えれば 自身を変えれば まったく違う世界があります

今年で開院20年を迎えて
地域の方はもとより 遠方からもお困りの方が来院・オンライン診療相談を寄せていただいています
あらためて こうした学会で得た情報知識を さらに診療に活かしていきたいと思っています
2日目は アーユルヴェーダ ワークショップ 『アーユルヴェーダの智慧で寄り添う ホリスティックケア』
として アーユルヴェーダがすすめる日々の養生、ご家族、看護・介護にも役立つケアを 実演を交えて ご紹介しました

1年の間に 学会での 3回目のアーユルヴェーダケアのワークショップ開催
いつも ご興味を持つ方が どれくらいおられるのかな? 朝一番の企画に多く集まっていただけるのかな?
と 心配しますが まったく心配無用で ほんとうに多くの方が 自分自身や 身の回りのケアに対して
アーユルヴェーダケアを取りるべく 熱心に参加してくださいます
日本アーユルヴェーダ・スクールで学ばれた 村林さん、熊丸さんにご協力していただくことが多いのですが
ほんとうに ていねいに またご自身の日ごろの経験をふまえて 実践してもらっています
アーユルヴェーダ医 時信先生も いつもご参加くださり 感謝です

講演後 さらに 懇親会 で さらに多くのご縁をいただきました
岡山にゆかりの加藤勝信 元財務大臣、自見はなこ 参議院議員をはじめ 政界のご臨席もありました
日本の医療において 伝統医学・統合医療の必要性は
論を待たないところでもあり こうした機会でのお話しは とても有意義でした

また AMDA 難波副理事長、MEF 渋谷理事長、中部大学 禹教授、川嶋みどり先生をはじめ
異なる業界の先生かたとの交流から 2026、2027年の 講演・ワークショップのご依頼もいただきました


いつもご一緒している先生方や
当院で施術をお願いしている 神経整体の先生方とは 学会発表までできて これからの協業も楽しみになりました

講演内でもお話ししていますが
私たち医師を含めて 医療が担う役割が 病治だけでなく 予防 さらには 日常の養生・生き方にまで
広がっていることを感じる機会となりました
すべての方々に 感謝いたします
最後に 少ない時間ではありましたが
学会の合間をぬって ” 神に呼ばれたものだけがたどり着く ” (決して 自分だけが選ばれた人 というわけではありませんが)
サムハラ神社 奥の宮に 導かれました


造化三神をまつるといわれる サムハラ神社
”奇跡の冬至点” を前に 今年 最後となる聖地に導かれる
ここでも 風が香り 静けさという音が響き 生を受けたすべての根源
この神々に ありがたさを伝え 世界の安寧を祈る
来年は 私にとって リボーンの年になります



