(きた日誌) 第45回 日本アーユルヴェーダ学会 神戸研究総会 開催
2023年10月1日 第45回 日本アーユルヴェーダ学会 神戸研究総会
開催されました。
昨年の名古屋研究総会以後、各種オンラインでの企画を含めて 多くの学び、交流が広がった
2023年は まさにアーユルヴェーダイヤーとなりました。インド総領事のご臨席もかない、素晴らしい会となりました。
よく、例えとして 北は北海道から、南は九州沖縄まで という表現を使うことがありますが、今回の学会には、まさに北海道から沖縄まで 全国からのご参加があり、ほんとうに感謝です。
今年は「食」がテーマでした。日常の養生を大切に考えるアーユルヴェーダにとって、食はまさにはずせない内容です。大会長をつとめていただいた (株)ケイショウカイ 崎浜キヌ先生から、ご自身の育った沖縄の食について、また 基調講演では 国士舘大学名誉教授 原田信男先生から 米と日本の食文化と題したご講演をいただきました。単に、食事・食材という視点ではなく、お二人からは、文化的な側面から食を語っていただき、たいへん興味深い内容でした。
これまでもお世話になっている、薬剤師であり、禅僧でもある 太瑞知見様より仏典・アーユルヴェーダの古典から、米についての考察をお話しいただきました。いつもながら、笑とユーモアを交えたお話は、とても惹かれる内容でした。
最後にオンラインを使って インドから アーユルヴェーダ医 なかでも私と同じ、鎖骨上、頭頚部を専門にされている Dr. Rajshree Unadkat より、「食の八規定」についてのご講演をいただきました。食に関するアーユルヴェーダの基本がつまった、とても濃い内容でした。
これは2023年3月 来日された際の写真です。
一般演題に関しても、当学会らしく、日々の成果、日々考えていることを発表していただいた姿、内容は、ご参加の皆さんに伝わったことでしょう。
崎浜大会長をはじめ、いつもお世話になっており、今回も学会をリードしてくださった 神戸アーユルヴェーダ代表 浅貝先生、さらには すべての関係者の方に 理事長として 心より御礼申し上げたいと思います。