年齢詐称する気も、必要もありませんが、平成最後の 50何回目の誕生日に対して、SNS、メールや直接 お祝いメッセージをいただきました。

ほんとうにありがたく思います。

小学生のころは、友達と集まって、プレゼント交換という時代でしたが、いまではどれだけ離れていても、多くのメッセージをいただけて、幼いころよりもある意味誕生日が盛大になっているといえるかもしれません。お正月、4月1日なども一つの区切りだと思いますが、この世に生を受けた誕生日もまた、大きな区切りです。

 

学会での座長にもご指名いただき、はじめて熱海に行く機会をいただきました。いつもは素通りの新幹線の駅もまた、楽しさがありました。

もちろん、温泉地で、駅前ではみなさんが足湯でのんびりされていました。また驚くことに、学会場にある露天入浴施設を、昼の休憩時間に利用させてもらえました。学会のお昼に露天風呂に入ったのははじめての体験でした。

目の前の現実は変わらないけれど、

その現実に対して、自分のとらえ方を変えることはできる。とらえ方が変わることもある。

すると目の前の現実も変わる。

色々な考え方があるけれど、

目の前の現実が 生まれる前に自分が描いた自身のストーリーだと思うと、すべてを受け入れることができる。

すると目の前の現実が楽しくなる。

同じ歳の先生の急逝の訃報を受け取った。自分では覚悟を決めて生きていたが、それが覚悟を決めたつもりだったことを思い知らされる。

1年に一度巡ってくる、自分の生まれた日を、今年も迎えられたことを楽しんで、ただただ、今を生きることしかない。

 

今年もまた、誕生日を迎えられたことに感謝します。多くのメッセージをいただいたみなさん、そういった気持ちを送ってもらったみなさん、家族にも感謝ですね。

お土産の『延命堂』の温泉まんじゅうで、お誕生日を祝ってもらいました。

きたにし耳鼻咽喉科