(ブログ) やちむん
FBにもあげさせてもらいましたが、「やちむん」とは、沖縄のことばで焼物のことをいいます。
先日、やちむん 田村窯展を見に行ってきました。さほど知識もなかったのですが、歳のせいもあってか…
みる、きく、さわる、かおる、味わうなど、にとても心を動かされるようになってきました。
単純にいうことはできませんが、ナイフやフォークを使って、色鮮やかな食材を食する洋食では、白い、きれいな器が映えます。
一方で、お箸をつかって、食材と取り分けたり、自然のまま食材が並ぶ和食では、和食器 特にやちむんのもつ、色、土のかおり、てざわり、造形が、和食の素晴らしさを引き立たせてくれる。さらに、器を見て、さわるだけで、作られた方々の気持ちや土の感触が思い起こされる。
そんな感じがしました。
食事療法の世界では、You are what you eat あなたは、あなたが食べたものでできている
といった表現が使われます。もちろん、何を食べるか?という、食事の内容は大切です。さらにこれからは、
誰と食べるか?どんな器で食べるか?楽しく食べているか?
ということも、何を食べるか以上に、大切なことだと思います。
きたにし耳鼻咽喉科