緊急事態宣言、外出自粛によって、新型コロナウィルス感染者数は減少傾向です。すぐに収束・終息、ということはありませんが、少しづつでも、日常生活が戻ることを願っています。引き続き、三密を避ける生活習慣に加えて、当院では 鼻うがいをおすすめしています(日本病巣疾患研究会も「みんなで鼻うがいプロジェクト」を立ち上げておられます)。記事を掲載していただいている雑誌もあわせて、ご参考ください。

よく、仕事がある時や学校に通っている時は元気な方も、休みになると調子が悪くなるという話を聞きます。また、仕事をリタイヤされて、これからのんびりしよう、という矢先に病気になる、というお話も耳にします。ここからわかるのは、やはり生活のリズムがいかに大切か、ということですね。
一日のリズム、季節・一年のリズム、年齢・人生のリズム…
それぞれのリズムが乱れると、からだの不調をきたしてしまいます。

はじめての緊急事態宣言の中、これだけ長期間 家・屋内での生活を余儀なくされた経験は、ほとんどの方がないでしょう。
治療内容の制限や感染不安をお持ちの方が多いため、受診患者様は例年より少なくなっていますが、その中でも、こうした生活の影響と考えられる

・のどの違和感・異物感 後鼻漏
・耳鳴り めまい 低音障害型難聴
アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎(特に治療法の選択肢について、セルフケアについてなど)

などでのご相談の割合が多くなっています。

生活リズムの変化、からだを動かし日に当たる時間の極端な減少、食生活の偏りや糖質・糖分過多、感染の不安や先が見通しにくい将来への漠然とした不安など。やはり、適切な診断、治療を必要とする場合がありますので、適宜 診察のご相談をいただければと思います。

また、長く薬を飲んでいるけど治らない、通常の診察では治療法の選択肢がない、これ以上治療法はないと言われた、もっと主治医から話を聞きたいが何も説明してもらえない、といった様々なお悩みをお聞きします。こうしたお悩みや、じっくりと診断・治療について話を聞きたいという方に対して、当院では自由診療の診察日を設けており、最近の生活リズムの乱れにともなって、自由診療ご希望の方が多くなっております。事前に、電話などで予約をとっていただく必要がありますが、内容に応じてご利用ください。

※1 自由診療は、基本的には木曜日ですが、遠方からの受診者様(新型コロナウィルス感染の拡大状況により、自粛中は越県など、遠方からの来院はお控えいただいています)、通学・通勤により木曜日に来院できない方には、他の曜日・時間帯を検討させていただいています。自由診療日は、通常行う検査、薬の処方などは行えません。
※2 ホームページに掲載している施術を必ず行うわけではありません。どういった内容が適しているか、を含めて、個々にご相談させていただいています。
※3 なお、新型コロナウィルス感染および感染を疑う症状をお持ちの方、濃厚接触者の方については、診察できませんので、ご了解ください(感染予防や体調管理としての診察、栄養・サプリメント指導希望は除く)。

 

きたにし耳鼻咽喉科