これまでも、守口市医師会の学術講演会でお招きさせていただいてきた、NHK 『 総合診療医 ドクターG 』でおなじみの、鈴木富雄先生に、医師会としては、4回目のご講演をいただきました。

これまでも、不明熱、浮腫、リンパ節腫脹と、日々の診察で困る、診断が難しい症状を取り上げていただいてきましたが、今回は『 めまい 』についてのご講演でした。

特に、先生も強調されていましたが、小脳・脳幹の出血や梗塞は、めまい症状で耳鼻科医が診察、診断する可能性の高い疾患です。私自身もそういった患者さんの診察経験もあり、あらためて常に頭に入れておく必要があるなと再認識しました。また、頭位めまい症の治療は、先生ご自身のめまい経験や研修医先生方との診断・治療のやり取りも交えたビデオの供覧もあり、たいへんわかりやすい内容でした。

ご参加の先生方からも、質問というよりは、ご自身の診療での質問・相談のような問答になりましたが、1人づつ丁寧にお話、お答えされる姿を見て、普段の、丁寧な診察が思いうかびました。

ご参加の先生方、鈴木先生 ありがとうございました。

今回のご講演(というか、ドクターG鈴木先生のカンファレンスです!)で、「めまい」患者さんへの取り組みに、自信がつきました。

きたにし耳鼻咽喉科