(ブログ) 2019年 スタート
診察はすでに始まっていますが、本年もよろしくお願いします。
昨年末よりインフルエンザ感染が急増し、かぜ、インフルエンザと、鼻炎症状など、耳鼻科診察が忙しくなる季節です。
例年、春の花粉症シーズンを前に、色々と取材依頼をいただきます。
1月の2冊目著書出版に始まり、監修雑誌や記事掲載雑誌の発売も予定しています。さらに次回の出版のお話も多数いただき、新年早々に はやくも2020年の予定まで相談させてもらっています。お声がけいただく方々に感謝するとともに、私の記事を読まれた方の不調が 少しでも改善していただけたらと思っています。
年末年始は、少しのんびりする時間がとれました。
滋賀 八幡山山頂にある 門跡寺院「村雲御所 瑞龍寺」に 初詣をかねておまいりさせていただきました。詳しい歴史はさておき、山頂からの景色や静かなたたずまいは、新年をむかえ、自身を見つめ直すには絶好でした。
眼下に見下ろす滋賀の景色はもちろん、ちょうど雪の残る中庭の風情は素晴らしかったです。さすような冷たさに、身も心も引き締まる思いです。
「一石写経」といって、石に思いを書いてみました。家族・家内安全、クリニックにこられる方の快癒、さらには世界平和をこめて。
堂内の静寂のなかで ひびく読経の声。きしむ板の間。
暗闇に灯されるろうそくの炎が風もなく揺れる瞬間。
お香のけむりも文字をかくように くゆんで立ちのぼる。
さほど熱くないはずのろうそくが 寒い堂内ではとても暖かく感じられる。
木、お香、山頂の空気 混ざり合った香りが鼻を通って脳内に達することで五感からの刺激が完成する。
ここに来ることになったご縁に感謝して、また2018年の一年をぶじに過ごさせてもらったことに感謝して、2019年 あらたな「いま ここ」を感じてすごしていきたいと思いました。