市内はもちろん、クリニックのある市外からも ご来院いただいています。
拙書、雑誌記事、You tube、HPなどをご覧になってこられるケースが多くなっています。

来院された方から、こうした情報を読まれて、
耳、鼻、のどの耳鼻咽喉科の不調であっても、自身でのケアをして、からだ全体の調子を調えないといけないと知りました、といっていただくと、とてもうれしくなります。ただただ、薬を飲み続けても治らない、耳鼻科で処置を受け続けても治らない、という方々が、自分自身への気づきから、不調脱出に向かっていただければと感じます。

あらためて、からだは 単に個々の臓器の集合体ではなく、全体としてのバランスが大切だと感じます。食はその基本といえると思います。

先日参加させていただいたセミナーで、「 食物炎症指数 Dietary Inflammatory Index DII 」
という指数を紹介されていました。多くの先行研究のデータから、どういった食を食べると、炎症を示す数値がよくなるか、かわらないか、悪くなるかを調べた指標です。

特に、日本人の男性には有用とされているようですが、そのデータから 炎症を抑えてくれる食材として、
・ガーリック
・ターメリック
・緑茶
・ショウガ
・食物繊維
・たまねぎ
などが挙げられています。日常的に取り入れやすい食材ばかりで、インド アーユルヴェーダに関わる私としても、ガーリック、ターメリックが含まれていることも うれしいですね。

慢性炎症を少なく抑えることが 各種の病気にならないための秘訣 ひいては長寿の秘訣 になることがわかってきた現在、慢性炎症対策は大切です。食事はもとより、慢性炎症を起こしやすい耳鼻咽喉科の対処は、とても重要ですね。

 

きたにし耳鼻咽喉科