(きた日誌) 日本統合医療学会認定施設取得

このたび　当院が『日本統合医療学会認定施設』となりました。特に耳鼻咽喉科としての取得はたいへん少なく、これまでの当院での取り組みに対する一評価として　とてもうれしく思います。

医療の進歩はめざましく、その治療法の発展により　日本は世界に名だたる長寿国となっています。これまで原因がわからなかった病因がわかり、これまで治療法がなかった疾患に対処できるようになってきています。

その一方で、まだまだ実際の寿命と健康寿命には大きな隔たりがあり、認知症をはじめとする超高齢社会での問題は解決されていません。また、新型コロナウィルス感染をはじめ、未知の疾患とのたたかいに終わりはなく、実際に当院には　新型コロナウィルス感染後遺症で　多くの方からのご相談、ご来院があります。

例えば、新型コロナウィルス感染後遺症に対してだけでも、なんとか不調から脱していただくために、
・西洋医学的な診断・対処、上咽頭擦過療法（EAT）
・漢方
・鼻うがい、オイル点鼻などをはじめとする各種セルフケア指導
・ビタミン B/C/D・亜鉛など栄養指導
・玄米、お茶など食養生、腸内環境改善
・プラセンタ
・水素・還元電子をはじめとする抗酸化
・バイオレゾナンス
・ストレスケアとしての心理カウンセリング外来設置・アーユルヴェーダトリートメント
など、統合医療認定施設にふさわしく　各種を組み合わせて　ご提案しています。
※当院でのオンライン診療は　現在「自由診療・自費診療」のみの対応となっています。

単に、早く薬を飲むことが予防医学・先制医療ではありません。病気にならない、健康に・健幸にすごすこと。さらに、個別化医療。当然のことながら、同じ疾患、同じ症状でも、個々により対処法が異なる。これらは　現代医学や単一の治療を行うことだけでは達成できません。各種の療法を統合・融合し、調和をとることが求められています。

自身の中でのこころ・からだ・霊性の統合・融合・調和。
ヒトとヒトとの統合・融合・調和。
ヒトと地球・自然環境・動植物との統合・融合・調和。

3.11をむかえた日本。悲惨な戦争が続く世界。
空・風・地・火。
こうした何気ない日常の風景がありがたく感じられます。