週刊ポスト GOLD
週刊実話     それぞれ記事が掲載されています。

鼻副鼻腔炎、上咽頭炎、後鼻漏、鼻やのどの違和感、新型コロナウィルス感染後遺症 などでのご来院は後を絶ちません。
さほど悪くないので様子を見ている、やみくもに薬を続けている、なんとなく耳鼻科で処置を受けている というケースは珍しくありません。
こんなケースにあてはまりませんか?

ケース1:脳外科でMRIを撮って副鼻腔炎CTを指摘された。耳鼻科にはいかずに、脳外科でマクロライド系抗生剤、去痰剤が処方され続けている。

ケース2:耳鼻科で副鼻腔炎と診断されて、ステロイド点鼻薬が処方されている。ただし、一度も副鼻腔CTを撮って、実際に副鼻腔炎がどのような状態かを診断されたことはない。

ケース3:慢性上咽頭炎と診断され、何か月、場合により何年も EAT(Bスポット治療)を受けているが、いっこうによくならない。

ケース4:新型コロナウィルスに感染後、不調が続いている。後遺症外来を受けた(診察またはオンライン)が、話しをしただけだった。特に治療については何も言われなかった。

すべて、当院に来院される方に多いケースです。治療自体がわるいわけではありません。また、すべての方に共通した治療法があるわけでもありません。

ただ、今 行っている治療が、必要でしょうか?
あっていなければ、変える必要はないのでしょうか?
鼻だけを治療して、体全体の不調改善やセルフケアを行わずに、調子が上向くでしょうか?
主治医から 治療の考え方、病気の状態の説明を受けたり、話しを聞いているでしょうか?
を考えることが 重要です。

あらためて 自身の調子を見直して どこに原因があるのか、何が治りにくい理由なのかをふまえて、セルフケアを取り入れていただくことは 不調脱出のカギになります。

ご相談を受け 診察の際に色々なお話をして 食生活を変えた、セルフケアを取り入れた、不必要な薬はやめた ことにより 症状が改善されている方が多くなっています。

試験勉強でも、スポーツでも、主体は自身自身。先生でも指導者でもありません。病気の治療や予防も同じです。治す主体は医師でも薬でもありません。治すのは検査データでもありません。自身自医。繰り返しお伝えしていますが、自分自身が 最高の主治医です。

当院での診察体制について ※ただし 来院されての自由診療は 直接お電話での予約のみ
なお、木曜日および土曜日の午後に行っている自由診療(来院またはオンライン)がたいへん混みあっています。ご希望の日程にあわない場合も増えていますので、ご了解ください。

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きたにし耳鼻咽喉科