マインドフルネス 研究所の 最後の茶話会・忘年会がありました。

「いま、ここ」にこころを込めて、日々の生活を送るマインドフルな生き方は、いろいろな悩み、疲れから、こころも身体も解き放ってくれる、一種のここちよさがあります。

お話を聞くだけで、気持ちも身体もシャキッとする北山喜与先生にもお会いできて、同士の方たちとの話も得るものが多く、今年の最高の締めくくりになりました。


調子が悪くて、診察を受けに来ておられると思いますが、その診察時間すら、じっとできない、待っていられない方がおられます。「いま、ここ」どころではないですね。

特に男の子はゲーム好きな子供さんが多く、待合室だけでなく、診察が始まろうとする診察のいすにすわってからでも、まだゲームをやり続けています。診察の待ち時間にゲームをしているのか、ゲームができるから診察に来たのか、わからないようなことも…。注意されない親御さんも、おられます。

さらには、子供さんだけかと思ったら、先日は 40歳をこえて、もう立派な大人の方が、やはり診察のいすにすわったときから、スマホ。さらに、医療機器を操作するために、ちょっと目をはなすと、スマホ画面をスクロールして、サイトを見ている。

待ち時間にスマホを見ているのでもなく、用件があって電話やメールというのではなく、診察が始まってから、診察する時間すら、じっとできずに、気になるサイトを見ているんですね。

これが、診察を受けるときの、今の 大人の方の受診態度です…。ちょっと、悲しくなりました。

きょくたんな例かもしれませんが、人と話をする、食事をする、何気ない動作一つとっても、なかなかこころを込めて、集中できないことが多いものです。

年内の診察も、残りわずかですが、患者さんの訴えに耳をかたむけ、こころを込めて診察にあたりたいと思います。

きたにし耳鼻咽喉科