診察のお休みをいただき
内閣官房 アジア健康構想の会議に出席してきました。

世界保健機構の疾病分類にも、Traditional Medicine 伝統医療が掲載されました。医科学の発達により、検査や治療の対象が、細胞から遺伝子に、手術といってもゲノム手術へと、個別化医療の道をどんどんとすすんでいます。


その一方で、こうした伝統医学が取り上げられる機会が増えているということは、いつもお話ししていますが、個々の体質や生活習慣、ものの考え方・とらえ方、ひいては生き方までを含む医療体系の必要性を示しているのかと思っています。今回も、学会の理事長をさせていただいているアーユルヴェーダについて、エビデンスの構築やその未来像について、色んな意見交換の場に参加できたことが、大変貴重で有意義なものになりました。

自治体や国レベルでの取り組みが進むことで、世界との連携の中での日本の将来像が少し理解できる気がしました。

こうした機会をいただいた先生方、スタッフの方に感謝したいと思います。

 

 

きたにし耳鼻咽喉科