(きた日誌) 短い夏
梅雨が明け、蝉が盛んに鳴き始め、子供たちの夏休みが始まる
本来だと オリンピック東京大会、夏の高校野球甲子園大会…と、夏真っ盛りという時期ですが
今年は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、
短いだけでなく、いつもとは違う夏 となってしまいました。
ただ、蝉たちも、子供たちも、短い夏を満喫しようとすることには変わりないようです。
さらにいうと、今までと違う というのは、あくまでも「わたしたち ヒトにとって」の視点といえますが、蝉はもちろん、動物たち、植物たち、地球自然環境は、新型コロナウィルス感染とは関係なく、いつも通り なんだと思います。
~地方に台風が来た、~地方に地震が起きた、とはいいますが、これもまた、ヒト目線。あくまでも、台風も地震も、ヒトをねらったわけでもなく、~地方をねらったわけでもない。
単に、新型コロナウィルスに怒り、自然災害に怒り、原因は誰のせいだ?と怒り、というだけではなく、あらためて、ヒト目線をはずして、地球とその自然環境を与えられている、また自分自身がその一部であることを思い返し、感謝して、生活することも大切だと思っています。
新型コロナウィルス感染は続いていますが、これまで通り、色々な対策、自身の体調管理をしながらの生活が続きます。
クリニックでも、
・常時 窓の開放による換気
・来院患者様の検温・マスク着用・手指の頻回消毒
・待合室椅子を減らしての 間隔確保、消毒
・診察ごとの器具の消毒
・個別の吸入治療
・時間帯予約による 時間的な密集の回避
・キャッシュレス支払い(Paypayのみ)の導入
などの対策を施しながら、診察しています。
今年のウィルス感染拡大の影響は、
身体を動かさなくなる、というだけでなく、座りっぱなし、お日様を見ない感じない生活習慣、スマホ・パソコンなど電子機器による眼の不調、電子機器を長時間使うことでの電磁波による体調不良、オンラインが増えたことで人と直接接して話す機会の減少、食生活の簡素化、今後への何気ない不安感などなど。
こうしたことをきっかけに、調子を崩しておられる方を多くみかけ、ご相談も多くなっています。
当院での診察でのお話、治療やセルフケアの提案が、こうした不調からの改善のきっかけになるように、と願っています。