(きた日誌) 書籍・雑誌 記事掲載
★マキノムック 「免疫アップ 名医が教える最強極意」(既刊)
★オレンジページ 2020年11月17日号(11月2日発売)
記事が掲載されています。
ありがたいことに、現在も、雑誌数誌、書籍出版などの依頼をいただき、原稿に追われています。
最近は、
実際にお困りの方が多い「花粉症」に関する記事もさることながら、
「副鼻腔炎・慢性上咽頭炎」といった疾患や、「鼻づまり・鼻やのどの違和感・後鼻漏」といった症状に関する記事依頼がたいへん多くなっていますね。また、患者様からのお問い合わせも、こうした病気や症状が非常に多くなっています。
必要であれば、通常の薬による治療、手術による治療が大切なことはいうまでもありません。ただ、一方で、日々の診察に来られる患者様の訴えをお聞きしていると、「ずっと薬を飲んでも治らない」「手術を受けたけれど治らない」といったケースが多いようです。
当院でも、色々とお話しさせてもらっていますが、
・しっかりとした診断を受けておられない場合は、CT検査、アレルギー血液検査、鼻やのどのカメラでの観察、全身的な疾患や栄養バラランス検査 などを行わせてもらって、状況を把握する。
・さらに、その検査結果を 正しく説明して、理解してもらう。
・画像などは、ご本人にもご覧いただいて、自身が感じている症状と、実際の画像との違いを再確認していただく。
・症状と、行ってもらっている治療がまったく合っていないことも少なくない。しっかりと、お困りの症状を楽にするための治療は何なのか?をお示しする。
(例)副鼻腔炎は治っているのに、鼻がつまるという理由だけで、いつまでも副鼻腔炎用の抗生物質を処方され続けている など
・鼻やのどはもちろん、生活習慣、食養生など、日々の生活やセルフケアを大切にしてもらう。また実践してもらう。これだけでも、効果がある方が、非常に多い。
そういった点を意識して、診療にあたっています。
また、さらにお時間を取ってお話しが必要な方には、「自由診療」を活用してもらっています(事前完全予約制)。
コロナ禍、冬季のインフルエンザなど感染症流行期を前に、たいへんな時期が続きますが、鼻やのどの粘膜=感染防御の最前線を、いい状態に保つことは非常に重要です。引き続き、お困りの方々の不調改善に役立つ情報提供や診療を続けていきたいと考えています。