◎今年は 花粉の飛散量が多いという予想が出ており また実際に 早くから花粉症症状が出ている方が多くなっています。当院での花粉症レーザー治療は、予約数がたいへん多くなっておりますので、治療ご希望の方は、お早めに、お電話でお問い合わせ また ご予約ください。(2023年2月15日現在)

長年 花粉症・アレルギー性鼻炎にて 他の耳鼻科に通院して薬をもらっていた とおっしゃる患者様。

よくおたずねすると、
「一度もアレルギーの検査を受けたことがない」
「薬以外の治療法を提案されたことがない」
「こんなに治療法があるんですか?」と驚かれる方も。

いつもお伝えしているのは、あくまでも普段の内服薬は「治している」のではなく、「症状を抑えている・止めている」だけ、ということです。意外にも、病院に通院されてきた方でも、薬を飲むことしか、提案されてこなかったケースは珍しくありません。すべての方に適しているわけではありませんが、あらためて、当院での治療法をご紹介しておきたいと思います。

また 一度も検査を行うことなく、漫然と薬を飲み続けている場合には、健康保険内での血液検査で、アレルギー反応の種類を確認することもおすすめしています。

①通常の内服薬・点鼻薬・点眼薬(健康保険)
・最近は、効果があり、眠気や口の渇きが少ない薬が増えています。
・症状や年齢、ご職業などに応じて、適切な薬を選択し、処方しています。

②下甲介粘膜レーザー焼灼術(健康保険)
・いわゆるレーザー治療になります。
・当院では、炭酸ガスレーザーを使用しています。
・鼻炎、花粉症では、鼻の粘膜(下甲介)が極度に腫れ、鼻がつまり、そこから鼻漏・鼻汁が出てきます。レーザーにて、鼻粘膜を焼灼することで、腫れが軽減して症状が緩和されます。
・概算で、9,000-10,000円ほどの費用です(※薬の処方や他の処置の有無により変動あり)。
ネット診察予約ではなく、事前に電話でのご予約をお願いいたします。
・鼻内の麻酔、処置をあわせて、30分以内が目安です。処置が受けられる、高校生または20歳前後以上の方が対象になります。

③舌下免疫治療(健康保険)
・現在、健康保険でできる唯一の根本的な治療になります。
・事前に、血液検査を行い、アレルギーの種類を特定する必要があります。
・現在のところ、スギ・ダニ  アレルギーの2種類のみが対象です。
・舌下免疫療法についても、初回は院内で舌下を開始する必要があるため、事前にご相談ください。ご相談なく、受診日に開始することはできません。
・スギの舌下免疫治療に関しては、スギのシーズンオフに開始することになります。例年、5~6月から開始することになります。
※なお、受診日からすぐには開始できません。事前に、詳しい説明をさせていただき、開始日を決定いたします。

④栄養素・サプリメント
・「花粉症が治るビタミン、ミネラル」があるわけではありません。ただし、種々の研究や臨床経験から、アレルギー、花粉症対策になる栄養素がわかってきていますので、当院でも、ご相談の上、食事に関する指導やサプリメントを購入してもらっています。
・特に ◆ ビタミンD ◆ 腸内環境改善(アルベックス®など)◆ LPS(リポポリサッカライド)などが人気です。
・さらに詳しく、体調や日ごろの食生活などについてのご相談をご希望の場合は、自由診療などもご利用ください。※自由診療は事前予約制です。必ず事前にお電話でお問い合わせ、ご予約ください。

⑤ホメオパシー(花粉症については、アイゾパシー)・バイオレゾナンス
いずれも自由診療での診察になりますので、事前にお電話でご予約ください。
日本メディカルホメオパシー学会認定医 および バイオレゾナンス振動療法医 の資格を有しています(国家資格ではありません)。
・ホメオパシーについては、「スギ・ヒノキ(どちらか もしくは 両方とも)レメディ」を使用します。※参考図書「花粉症は治る病気です」(朴澤孝治著)
・バイオレゾナンスについては、不調を調べ、原因となっている臓器や症状の滞りに対する周波数調整を行います。またサプリメントなどをご提案する場合もあります。
・必要性に応じて、「TAS9 view 自律神経機能検査」「遅延型アレルギー検査(採血)」「QRM Health Analyzer」「オリゴスキャン」などの検査を行い、現状を分析しています。

その他 受診時にご説明しています。

 

きたにし耳鼻咽喉科