暑い日が続きます。最近は、「暑い」だったか、「熱い」だったか、漢字に悩みます。

 

ふと見ると、クリニックの前に

やはり、セミも服を脱ぎたくなるような暑さのようです。ついに、セミの鳴き声も聞こえてきて、梅雨は開けてはいませんが、夏本番という印象です。

 

最近、中学生の子供の宿題を見ていると、「素数」についての課題がありました。一緒に「素数」に関する本を読んでいると、「素数ゼミ」という種のセミがいるんですね。13年、17年という素数年数周期で大量発生するセミの種類です。

まだまだ、不明なことも多いようですが、1つの意義として、(Wikipedia)

周期的発生および素数年発生の適応的意義として、素数年での同時発生は、捕食者が同期して発生する可能性を抑えられるためではないかと指摘した。13年と17年の最小公倍数は221年であり、同時発生は例えば4年と8年に比べて頻度が小さくなる。それぞれの大量発生についてはいわゆる希釈効果で説明できる。まとまって発生することで個体が捕食される可能性を低下させることができる。かつては種の保存のためと説明されたが、現在では個体の生存に有利であるためと考えるのが一般的である。

 

生存に対する種々の生物の適応方法と、中学生の難しい課題に、あらためて驚かされました…。

きたにし耳鼻咽喉科