(きた日誌) 春のおとずれ
それぞれ、春の感じ方は違うことでしょう。
ダウンコートやマフラーが必要なくなる
センバツ高校野球、プロ野球開幕の話題を耳にする
つくしを見つけた
いやいや なんといっても花粉症! などなど
先日、まさにその つくしを見つけました。
今の子供たちが、つくしで春を感じてくれるのか 少し疑問もありますが…
実物のつくしではなく、スマホの画像で春を感じる方も多いのかもしれません。
ただ、昨年来のコロナパンデミックで、そもそも 外に出る機会も減り、まして自然に触れ、木々・植物の成長を見る日も少なかったことも影響しているでしょう。
つくしは、花粉症対策の食材としても紹介されることがあります。いつもながら、~を食べれば~が治る、という表現は好きではありませんが、お試しいただくのもありですね。
スギ花粉症としては、まだ時期半ばですが、症状がひどい、しんどい、といって来院される方が多いようです。また、目の症状がつよい、というお話もたくさんお聞きしています。例年ですが、花粉飛散量、気象条件などにより、症状のひどさも変わってきます。特に、コロナ感染対策として、室内換気を優先せざるを得ないこともあり、室内での飛散も多くなっている可能性があります。
受診患者様からは、「今年は、いつもの飲み薬では効きません!」というお話をお聞きすることも多くなっています。
先日の新着情報にも、当院でのアレルギー性鼻炎・花粉症治療について にも書かせてもらっていますが、
・使用する薬の変更、漢方薬の使用、花粉症レーザー治療の検討
・鼻うがい、オイル点鼻など 鼻内環境の改善
・舌下免疫治療による根本対策
・ビタミンD、LPS(リポポリサッカライド)、糖鎖、腸内環境改善菌などによる体内・腸内環境対策
などなど。
本当の意味での花粉症対策は、花粉が飛散してからではないんですね。いつもお伝えしているように、試験対策には、前日だけの一夜漬けではなく、日々のコツコツ勉強が効果的。花粉症は、日々の成果が試される時期 とも言えそうです。
私も、幼少期から喘息やアレルギー性鼻炎などに悩まされてきましたが、日々の環境改善によって、ほぼ薬はいらなくなりました。なんとか、つらい時期を乗り越えていきましょう。